長文読解とリスニングの練習を同時に
英検準2級や2級レベルに英語力が伸びてくると、長文問題の練習が面倒になってきます。
小さい文字が行間も狭くみっしりと書かれているので、小中学生や普段読む習慣のない高校生には集中力が切れがちです。
小学生が準2級以上の長文を練習するときには、拡大コピーをしたりなど工夫が必要です。
中学3年生も英検準2級や2級の力がついてきましたが、長文を読むとなると、かなり苦労していて、集中力もすぐになくなってしまいます。
苦労してしまう原因は、第一に語彙力不足です。
キクタンで毎週単語学習をしていますが、まだ準2級や2級の語彙レベルに到達していなかったり、単語を覚えること自体が苦手だと、長文を読んで理解するのに時間がかかります。
時間がかかるというのは、レッスン時間内で時間をかけて理解できるようになるという意味ではありません。単語が覚えられなければ、1ヶ月経っても、半年経っても、1年経っても読み取れず、英検合格への道のりはかなり長くなります。
まずは英検に出題される長文問題の3分の1程度の長さの文章を、まずはリスニングします。
文章はプリントしていて、ところどころを空所にしています。ディクテーションと呼ばれる方法ですが、聞き取って単語を書き入れます。
単語を覚えるだけではなく、熟語を覚えたり、文法をきちんと理解することができます。
例えば、
The original novel will ( ) ( ) ( ) a magazine.
聞き取って、be, publish, to とそれぞれに書き入れました。
しかし、be動詞と動詞の原形は一緒に使えないということに気づきます。すぐにpublishedと訂正します。
また、動詞の後には前置詞が続きますが、toではなく、別の前置詞が来ないといけません。
「何度聞いてもtoに聞こえる」ようでしたが、なぜ to に聞こえるかといえば、前にある動詞がpublishedで、最後の音(文字はd)のせいでtoと聞こえてしまうようです。
次の単語は冠詞のaが来ているので、その直前に注意を向けるように言うと、「ナって聞こえる」との反応👍
そうです、前置詞の最後の文字と次にくる冠詞のaが重なって発音されて、「ナ」と聞こえます。
では、ナと聞こえるということは、最後の文字はnです。
2文字の前置詞でnで終わる単語といえば・・・
そうです。あれですよね。
音を一生懸命聞き取ることも大事ですが、文法の力がついてくると、「to a magazineはおかしいな」と気づいたりもできます。前置詞の使い分けは複雑で難しいですから、こういうことを繰り返して、感覚で理解できるようにしていきたいです。
リスニングとディクテーションが完成したら、和訳をします。
和訳をすることで、きちんと文章を理解できているか確認します。
徐々に一度に読む長文の長さを増やして、難易度も上げていこうと思います。
いよいよ次回の英検まで1ヶ月ほどです!受ける生徒のみんなは頑張りましょう!