【高１】英検準1級の長文を正しく読むために
どの生徒もだいたい同じですが、語彙は苦手でも長文では得点を得やすいです。
英検の語彙問題では、選択肢ひとつひとつの単語をしっかりと記憶しておく必要がありますが、日々コツコツと単語の勉強をする習慣のある生徒は高校生でもあまりいません。
それで英検の語彙問題では半分も点数が取れず、全体の成績が低くなり、合格を逃してしまいます。
一方で、長文では単語がいくつか理解できなくても、前後の文脈から推測する力があれば、語彙力が乏しくても正解することができます。
こちらで点数を稼ごうとすれば、読解力と文法理解力が重要になります。
読解力は英語力とは関係がありません。母語から養っている読解力です。
読解力が小学校レベルで止まっている場合は、国語の勉強や日本語の本などでレッスンをすることになります。
文法理解力はレッスンでももちろん指導していますが、中学や高校の英語の授業でも勉強しているので、レッスンや学校の授業で学習したことは、必ずお家で復習をし、あいまいにしか理解できなかったところは必ずレッスンに持ってきて質問をすることが大切です。
高校1年生の女の子のレッスンでは、英検準1級の長文問題を解きました。
彼女は多くの生徒たちと同じで、語彙力はあまりありませんが（それでも少しずつ上がってきました）、読解力が平均的より高いと感じます。
苦手なのは文法理解力です。幼少期は英語保育で英語の感覚的なものを養っています。
間違えた問題のパラグラフを一緒に読み、文や文章がどう成り立って結びついているのか理解していきます。
ゆか先生の汚い直筆で申し訳ありませんが、この長ったらしい1文のどこがどうなってこうなっているのか、色分けしたりマークしたりして、時間をかけて生徒の理解を進めます。
このように何度も繰り返し学習し、理解を進めることで、長ったらしい文を含む長ったらしい文章も正しく読めるようになるはずです。
このように一人ひとりにあったレッスンを行っております。
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