AIの活用と英語を勉強する意味
ChatGPTやGeminiなどのAIが発達してきて、宿題をAIに任せてしまう中高生もいるかもしれませんが、道具は使うべきだと思います。
ただし、丸投げ利用はダメ。ゼッタイ。
養うべき思考力が全く養われず、人間の根本の言語能力も衰え、昨今社会問題になっている日本人の幼児性が悪化します。
多くの中高生は高校やら大学を出て就職することになると思いますが、AIなどのテクノロジーの発展が目まぐるしい中で、AIができることを私たちができるように努力するのは無益です。
わたし達大人(30歳以上くらい)が経験した社会とは全く質の違う、スピードの速い社会を生きている今の中高生達は、苦手なことを苦しみながら鍛錬して克服するような時間はありません。
もちろん苦手意識のある対象の成功体験は幼少期にこそ必要ですが、その話を始めると脱線してしまうので、AIに戻ります!
ここで今流行りの「タイパ」すなわちタイムパフォーマンスです。
英語学習の話だけになってしまいますが、学校の授業で習った文法や長文の理解が出来なかったら、ChatGPTなどのチャットAIに簡単に説明してもらって、理解できたか練習問題を作ってもらうと理解が深まります。
英作文でも英検のトピックや、日記などを書いて添削してもらい、文中での単語の使い方や、間違って覚えていた文法表現などに気づくことができます。
英作文のAIによる添削の理解は、少し難しいこともあるので、生徒のみんなはレッスンに持ってきて質問してください。
指導においてもAIをうまく使っていきたいと思います。
当面は上で述べた英作文の指導で活用したいです。生徒が頑張って書いた英作文を、どうしても甘く添削しがちだったり、他人の思考に自分の思考を合わせることが苦手なので、AIを用いて効率的、効果的に進めていきたいと思います。
では、そうやってAIに英語を翻訳してもらえば、英語を勉強する必要なんてないじゃないか。そう思うかもしれません。
インターネットもAI翻訳が普及してきて、SNSのXではスラングが含まれる日常的な文章でも、正しく翻訳されるようになってきました。日本語には主語がないので、英語などの言語に訳されるときはまだ誤訳が出るかもしれませんが、それでも精密度は高いです。
日本語ユーザーも英語ユーザーも互いに同調したコメントを送り合っているのに、なぜか一方が悲しんだり憤慨したりしています。
正しく翻訳をされていても、正しく受け取れるかは別問題のようです。
原因として、言語的背景が異なるため、表現の仕方やものの捉え方に、母語(日本語)との差があるからでしょう。
日本語ユーザー同士であれば、最初は誤解していても、途中で修正が利くことがほとんどですが、他言語同士では誤解のまま喧嘩別れで終わってしまう可能性が高いです。
やはりAIには言葉の深くまでは理解できません。言葉は人間の感情そのものです。
これから先もわたし達が人間であり、地域社会とこの先やって来る共生社会の中で生きていく限り、母語の日本語はもちろん英語を学ぶことは必要不可欠です。
AIが出来ることが得意で、逆に言葉の運用、自分と他人の感情の理解が苦手で、ひらめきの思考力がなければ、これからの若者達には生きづらい社会になるのかもしれません。
日本も昔のように強い国ではなくなっているので、日本語の他に英語(中国語でもフランス語でも)をひとつは習得しておくと、AIを介さず行動出来る強みになるでしょう。

